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2017年10月 6日 (金)

ロヒンギャ問題を糾弾する前にIS掃討を叫ばない白人国家の卑劣




 依然としてロヒンギャ問題で,連日、ミャンマーが、国連や世界中の増すゴミくんから叩かれています。

 で、ミャンマー政府が窮地の策として、国外に脱出したロヒンギャに戻って来るよう提案しているとの話が、まことしやかに報道されています。


 
・2017.10.02 The Guardian
  Myanmar makes proposal to take back Rohingya refugees


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( Rohingya Muslim refugees sit together at Bangladesh’s Balukhali refugee camp on October 2, 2017. The UN says more than 14,100 children are at risk of dying from malnutrition in wretched camps where half a million mainly Rohingya refugees depend entirely on charities for survival. Food distribution in the vastly overcrowded settlements is still ad hoc and uncoordinated, the UN says, more than a month after refugees began pouring into southern Bangladesh to escape ethnic bloodshed in Myanmar. )


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 オジサンは、国際社会から総スカンを喰らっているミャンマーが、お気の毒でなりません。

 何度も繰り返すようですが、そもそも、ロヒンギャとはミャンマー土着の民族ではなく、英領ビルマ時代に、英国が確信犯で英領印度から送り込んできたベンガル人の集団です。

 言ってみれば、アメリカが、アフリカ大陸から大量に強制移住させた黒人のようなものです。

 ですから、今のミャンマーのロヒンギャ問題を生み出した直接的責任は、全て英国側にあります。

 なのに、当の英国は、平気で傍観者の立場を貫き通しています。
 
 上記 The Guardian(英国のリベラル系大手新聞)の記事にしても、責任の「セ」の字も噯気にも出しません。

 それでいて、他国のマイナス材料には、かつての大英帝国の威光を翳して、内政干渉も厭わずに大上段から、いつだって処構わず、一刀両断で切り込んで来る。

 取り分け、相手が弱い立場にある場合は、明らかに自分に非がある場合でも、容赦なく責め捲ります。

 そう言う点では、英国は、アルくんと同類項。

 日本も、ある意味、これ位、面の皮を厚くして、中朝韓に強く出れるといいんですけどね。

 
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 このロヒンギャ問題。

 オジサンには、どうしても、ミャンマー政府側に一方的な非があるとは思えません。

 ミャンマーは、ASEAN10ヶ国中、人口規模は第5番目でも、名目GDPは下から4番目の第7位です。


 目で見るASEAN経済統計基礎資料( 外務省HP

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 そんな中、日本のような人口1億2千万人を有する世界第3位の経済大国ならいざしらず、人口52百万人を抱え、英国の植民地で搾取され続け疲弊しきった貧しい国が、隣国から勝手にやって来て移り住んでしまった120万人のベンガル人を養うことは、大変なことです。

 しかも彼等の始末におけないのは、いつまでも経っても同化しない、ミャンマーのための生産活動に非協力的かつ反抗的ときますから、ミャンマー政府が、ならば出て行って下さいと主張するのも無理からぬ話です。

 それを国際社会が、ミャンマー政府はロヒンギャの人権を無視している、ミャンマー政府は多様性を認めよ、とヒューマニズムの観点で一律に頭ごなしに糾弾する行為は、ミャンマーの国情を顧みない単なる無責任な傍観者の発言でしかありません。

 日本のように豊かな国だからこそ、自分の意思で密航でやって来たニダくんを、2代・3代・4代にまで渡って、表立っては目くじらも立てずに、かつ,踏み絵も踏ませずに、一方的に日本人が悪者にされても、それを無視して、我慢して、何とか養っていけるのです。

 貧しい国だったら日本のような鷹揚な政策は採れません。

 だって、自国民が先ず生活出来ることが、第一ですからね。


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 このロヒンギャ問題、国際社会が一斉にミャンマー政府を総攻撃してますが、一体、何が問題なんでしょうか。

 何十万の難民が発生していて、その難民をミャンマー政府が救済しようとしないから?

 でもねぇ、何十万、何百万単位の難民が発生していても、自国政府が援助の手を差し伸べていない国は、世界のあちこち歴然として多数ありますよ。

 ヨーロッパの全ての国が、難民・移民問題で悩んでいるのは、それが原因でしょう。

 だったら、少なくともヨーロッパ諸国は、中東やアフリカの難民や移民を送り込んで来る国を、何故、ミャンマー並に、365日24時間、徹底的に非難なさらないんでしょう。

 不思議ですよねぇ。


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 それともう1つ。
 
 ミャンマー政府がロヒンギャを差別待遇して虐待しているとの報道が盛んですが(実態はどうもそうではないらしい)、その結果、ロヒンギャ側に死亡者が、何百人単位で or 何千人単位で or 何万人単位で or 何十万単位で、餓死者を含め、日々、発生しているのでしょうか。

 そのような夥し数に上るまの耐え難い話は、内外増すゴミくんからも、ネットメディアからも、Twitterからも聞こえてこないんですが、現地の実態の正確なところは果たしてどうなんでしょう。

 聞こえてくるのは、十万単位で大量難民が発生していて、受け入れ側のバングラディシュも、送り手側のミャンマーも、彼等を養う程の経済力がないとの話題ばかりです。

 ならば国連も、ミャンマー非難一本槍の方針は即座に中止して、全世界的に難民を救済出来るスキームを一緒になって考えて上げるのが、本来のお仕事ではないでしょうか。

 もっとも、国連が世界各地の難民救済で成功した華々しい事例なんて、過去に1度も耳にしたことがありませんけどね。


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 単純に大量に難民が発生しているだけで、虐待死も病死者も餓死者も、今のところアフリカや中東並の規模には全然至っていないのであるなら、ロヒンギャ問題の解決策は、どこの国が、援助資金を無償供与出来得るかがキーポイントとなるんでしょう。

 やっぱり、かつての宗主国英国が、植民地時代の一方的搾取行為と圧政のお詫びの意味からたっぷりの額の無償資金を提供するのが、人道的見地からも、筋なんですけどね。

 プライドの高い英国が、かつての植民地である有色人種の国に頭を下げるなんてことは、太陽が西から昇ったとしても,絶対、あり得ないでしょう。

 となると、ヒューマニズムを発揮して、同じアジアの仲間の日本が助けてあげるしかないってことでしょうか。

 もっとも日本政府は先月26日に、ミャンマーに100万ドル、バングラディシュに300万ドルの緊急無償資金協力を行う、と発表していますけどね。


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 それにしても、白人国家や白人メディアが結束して、あることないこと、ミャンマーを非難している現状は、同じアジアの同胞としても癪に触ります。

 それだけ、どんなに理不尽であろうとも、ミャンマーを徹底的に非難して、ミャンマーを一方的に悪者扱いにせざるを得ない訳は、明々白々のバレバレの理由があるからです。

 それは、白人諸君がミャンマーを非難し続けないと、第二次世界大戦以前からの何百年間に渡る白人国家諸君の植民地政策の極悪非道行為が、ミャンマー政府によって全世界に公然と知れ渡ってしまうからです。

 その意味では、白人諸君って、徹底的に卑怯で腹黒い人種です。


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 確かに、ロヒンギャ問題は、他の国の難民問題同様、頭が痛い問題です。

 かと言って、アフリカや中東より解決の優先順位が高いのかと言うと、程度の問題で比較するのもおかしいですが、本質的にはそれ以上でもそれ以下でもないような気がします。

 当面は食料支援で凌げる状況であるなら、白人国家諸君は、実情にそぐわない一方的なミャンマー批判はもう止めにして、本気になって、ミャンマー政府やバングラディシュ政府の難民政策に協力すべです。

 それが、本来のヒューマニズムと言うものです。

 それ以前の問題として、白人国家諸君は、ミャンマー政府をウンタラカンタラあれこれ非難する前に、日々殺戮を繰り返しているISを全滅することの方が圧倒的に先でしょう。

 だって、ここ数日間の世界各地のISによるテロ行為は、異常です。

 なのに今目の前にあるISの極悪非道には、何にも行動を起こすことが出来ずに、完全に目を瞑り、ただ、おざなりの非難声明を出すだけで、明らかに弱い立場にあるミャンマーだけには、喰ってかかっている卑劣極まりない白人国家と白人増すゴミくん。

 正に、ニダくん、アルくん、民進党、立憲民主党、希望の党、リセット百合子姐さん、謝蓮舫姐さんの様式美に、ソックリです。 


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 ・2017.10.03 AFP日本語版
  
パリで自家製の爆発物発見、検察が反テロ捜査開始 5人拘束
  http://www.afpbb.com/articles/-/3145247?cx_position=2

 ・2017.10.03 AFP日本語版
  
ラスベガス銃乱射、ISが犯行声明 FBIは関係否定
  http://www.afpbb.com/articles/-/3145240?cx_position=7

 ・2017.10.02 AFP日本語版
  
仏マルセイユの駅で刃物男が女性2人を殺害、ISが犯行声明
  http://www.afpbb.com/articles/-/3145088?cx_position=1

 ・2017.10.02 AFP日本語版
  
カナダで「テロ」、男が警官や歩行者ら次々襲う 車からISの旗
  http://www.afpbb.com/articles/-/3145089?cx_position=14

 ・2017.10.01 AFP日本語版
  
イラク歴戦の狙撃手、ハウィジャ奪還作戦で死亡「ISを320人殺した」
  http://www.afpbb.com/articles/-/3145051?cx_position=1

 ・2017.10.01 AFP日本語版
  
シリア、9月だけで少なくとも3000人死亡 監視団
  http://www.afpbb.com/articles/-/3145081?cx_position=2

 ・2017.09.30 AFP日本語版
  
アフガン首都で羊飼い装い自爆攻撃、6人死亡 ISが犯行声明
  http://www.afpbb.com/articles/-/3145015?cx_position=3

 ・2017.09.30 AFP日本語版
  
モスル奪還作戦、イラク政府側の戦死者は1200人以上 有志連合発表
  http://www.afpbb.com/articles/-/3144977?cx_position=3



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