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2018年9月14日 (金)

大坂なおみ選手優勝に見え隠れする差別の当たり屋諸君




 大坂なおみ選手の全米オープン優勝から一週間が経ちました。

 試合終了直後は観客を含めセリーナ選手擁護の論調が主流だった内外増すゴミ諸君。

 ここに来てやっとセリーナ選手への批判が主流になってきました。

 それはそうでしょう。

 彼女の審判への暴言(泥棒呼ばわり)と、 sexizm (性差別・女性軽視・男性上位主義)を確信犯で利用したご都合主義の言動とトランス状態に陥った恐怖感さえ感じさせる彼女の剣幕が世界中に知れ渡ってしまった現在、流石に天下のフェイクニュース社の皆様方と雖も、これ以上、女王様を擁護は出来ません。

 それ以上に大坂選手、強かったし、涙の優勝インタビューでは、人間的格の違いを見せつけちゃいましたしね。

 20才 vs. 36才一児の母。

 今回ばかりは心身共に大坂選手の圧倒的勝利は誰の目にも明らかです。

 セリーナ選手の普段の言動は皆目知る由もありませんが、建前上はフェアスポーツが当たり前のアメリカのプロスポーツ業界の現場で、今更ながらイデオロギーを持ち出すのは御法度の筈です。

 とは言うものの、私達日本人は、「アメリカ国民は純粋にスポーツそのものを愉しんでいて、観客・選手共にフェアプレー精神が浸透している」と、勝手なイメージを抱きがちです。

 でも、今回のUSオープン決勝戦の観客の反応や、開幕したばかりのNFLのオープニングは、昨今のアメリカスポーツ界には間違いなくリベラル的イデオロギーが入り込んでいて、同時に、アメリカにおける人種差別は依然として根強く存在していることを、世界中に見せ付けてしまいました。


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・2018.09.10 The Gardian
  Naomi Osaka admits she was 'a little bit sad' as US Open win ended in boos

  https://www.theguardian.com/sport/2018/sep/10/naomi-osaka-us-open-final-boos-umpire


 
・2018.09.10 The People
  U.S. Open Champ Naomi Osaka Couldn't Tell If Crowd Was Booing at Her: 'I Felt a Little Bit Sad'

  https://people.com/sports/us-open-naomi-osaka-crowd-boo-sad-serena-williams/


 
・2018.09.08 Fox News
  NFL 2018: Our national anthem brings us together as AMERICANS no matter what team we root for – Let's stand up

  http://www.foxnews.com/opinion/2018/09/06/nfl-2018-our-national-anthem-brings-us-together-as-americans-no-matter-what-team-root-for-lets-stand-up.html


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( NFL players from six teams protest during national anthem )

 ↑起立しない前列の選手は圧倒的に黒人選手。

 これぞズバリ、アメリカには今もって、人種差別が明確に存在している証拠だとはお思いになりませんか。

 上記記事中のFOXくんの主張は正論そのものです。

 ですが、どこか、やっぱり、建前だけの奇麗事。

 アメリカ社会の日常に人種差別が殆どないとするなら、敢えて今更、こんなことに言及する必要性はない筈です。

 
> We should rise – not because we agree on everything (after all, you and I may even be cheering for opposing sides) –  but because we appreciate the hard won right to have individual ideals and to assemble in peace.


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 大坂なおみ選手、オジサンもそうですが、多くの日本人は大坂選手の母親が日本人であること以外、それ以上詳しい情報をお持ちの方は少なく、今回の優勝を契機にいろいろと知ることになった方が殆どではないでしょうか。

 ですので、同じ日本国民として彼女の生い立ちをもっと知りたいと思うのは、極く、自然な感情です。

 そんな中、とあるSNSで、New York Times が、全米オープン開幕を前にして、かなり詳しい大坂なおみ選手情報をアップしていることが紹介されていました。


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 ・2018.08.24 産経新聞
  NYタイムズ・マガジンが大坂なおみを特集

  https://www.sankei.com/sports/news/180824/spo1808240031-n1.html

 
記事では大坂の生い立ちについて、ハイチ出身の父レオナルド・フランソワさんと日本人の母、環さんの出会いなども盛り込んで紹介。3歳で米国に移住し、多彩なバックグラウンドを持つ大坂は「だから、誰でも私を応援できるのでは」と語ったという。 


 
・2018.08.23 The New York Times Magazine
  Naomi Osaka’s Breakthrough Game

  https://www.nytimes.com/2018/08/23/magazine/naomi-osakas-breakthrough-game.html

 
The 20-year-old is poised to burst into the top tier of women’s tennis. Can she also burst Japan’s expectations of what it means to be Japanese?

 The temperature in Boca Raton had soared above 90 degrees, but on a side court at the Evert Tennis Academy, Naomi Osaka was just digging into one of her last training sessions before the summer hardcourt season. Wearing leggings and a tank top — her magnificent mane of frizzy blond-tinted hair emerging from the back of her Adidas cap — the 20-year-old smacked crisp topspin groundstrokes with her coach, Sascha Bajin, a German of Serb descent best known for working as Serena Williams’s hitting partner for eight years. On the sideline, Osaka’s Japanese mother, Tamaki, sat in the shade in a denim jumpsuit and sunglasses, her daughter’s miniature Australian shepherd sitting by her feet. Pacing on the grass alongside the court was her Haitian-born father, Leonard Francois, a taciturn man in a baseball cap who trained her from age 3 and still tracks nearly every shot she hits.


 (以下略)


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 このNYTの記事、かなりの長文で、いつだって表面的な奇麗事で済ませがちな日本の増すゴミくんなら、到底、お書きになれないであろう、かなり突っ込んだ生い立ち環境、家庭事情にまで言及しています。

 果たせる哉、日本のSNS上では、「ここまで個人情報をNYTが晒すのは人権上問題がある」的なご意見がチラホラ。

 かくなる発想は、戸籍謄本開示を求める国民の声に対し、それは差別行為だ、人権蹂躙だと主張した蓮舫姐さん的発想をなさる、万が一、自分もここまで突っ込んだ情報を開示されたら、確実にお困りになるであろう方々の屁理屈に他なりません。

 父親が何人あれで、母親が何人であれ、出自やそれまでの生い立ちへの問い合わせを拒否する行為、或いはそのこと自体を批難する行為は、明らかに世界標準ではありません。

 " Where are you from? " や ” When did you come? ” を直接質す行為を、差別行為、或いは人権蹂躙事案だのと批難の声が上がるのは、日本だけです。

 日本以外は、他民族国家であるが故に、先ずはお互いの出自を質すことから始まって、お互いの違いを確認しあうことが、スタート台になります。

 ですから、NYTにしろ、大坂選手の出自に関してここまで突っ込んだ記事を書いても、それに対し、誰からも批難は起きないのです。

 それに対し、出自を質すのは、闇雲に、差別だの人権蹂躙だのと一方的に決めつける諸君の存在を許している日本の言論空間は、明らかに歪んでいると言わざるを得ません。

 まっ、彼らに何らかの疚しいことがあるから、かくも執拗にお叫びになってるんでしょうけど、単刀直入に言うなら、日本の差別の当たり屋さんと邪推されてしまう方々には、万が一、己が出自を追求されると、相当、お困りの事情をお抱えになっていらっしゃるであろうことだけは確かなようです。


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 加えてSNS上では、NYT記事中の以下の箇所に対して、辛辣な批判をなさってる方が散見されます。


 > Her father erupted in outrage, excoriating her for bringing disgrace on the family.

 ” Her father ” とは、大坂選手の母方のおじいさまのことです。

 現在、北海道根室漁協の組合長の大坂選手のおじいさまは、当初から娘の肌の色が違う方との結婚には反対していて、どうやら、結婚して20年経った今も、父・娘間は、あまりしっくりはいっていない?、との噂も流れていますが、ともあれ、孫娘の優勝に嬉しくない訳がないでしょう。

 まっ、何人であれ、それが人間の正直な感情であり、親子間でもどうにもならない人間のサガでもあり、いくら、差別がウンタラカンタラ言われも、理性や良心だけでは割り切れないのが人間の人間たる所以です。

 ましてや、仮にお互いが良い子ぶったところで、全ての問題が解決するほど、人間は単純には出来ていません。

 それを、日本の差別の当たり屋諸君は、絶対許されない悪事として、何が何でも全否定で決めてかかるw

 ナニビトであれ、肌の色の違いを理由に、結婚に反対してはならないw

 人間に限らず、あらゆる動物にしたって、そう簡単に割り切れるものではありません。

 生命の数だけ、異なった感情があり、異なった正義がありす。

 故に、この世から、戦争も紛争もいじめも差別も、有史以来、なくならないのです。

 かくなる差別の当たり屋さん勢力の奇麗事の他者批判を聞いてますと、彼らは自分を含めた目の前の現実を一切封印し、取り分け、自分達に不都合な真実・事実には、100%、見ざる言わざる聞かざるに徹し切っているように見えます。

 結果、自分のことは差し置いて、理屈抜きにあらゆる他者批判を展開するw

 どうやら、日本の差別の当たり屋諸君は、人間には好き嫌いの感情があることさえ、全否定していらっしゃるご様子でw

 で、他者が示した「嫌い」の感情は、全て、差別や人権に結びつけ、議論を封じ、明らかな言論封殺を仕掛けるw

 一方で、自分自身の「嫌い」の感情は、全て、ご都合主義の多様性を持ち出して、超詭弁を展開し、自らに免罪符を与えてしまう。

 これこそが、日本の差別の当たり屋諸君のすんばらしい様式美と言えましょう。


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 後味の悪いセリーナ姐さんの猛抗議で感じたことですが、日本の差別の当たり屋諸君の日常化している差別やヘイトスピーチは、差別やヘイトと言う言葉の定義そのものに、アメリカとは本質的な齟齬があるように思えてなりません。

 USオープン決勝の中でのセリーナ姐さんは、セリーナ側の観客席からのコンーチングに対する審判のペナルティを与えた行為そのものについて、” thief ” だの " sexism " と罵っているのです。

 彼女は審判の言葉尻を捉えて捲し立てるいる訳ではなく、客観的善悪の判断は別として、審判の行為そのものが批判の対象であり、セリーナファンの観客のブーイングの対象も、審判の行為そのものにあります。

 アンチ・セリーナ側にしても、彼女の ” thief ”  " sexism " 発言に不快感は抱いても、彼女の発言そのものを、差別だの、審判に対する人権蹂躙だのとは主張している方はほぼ見当たりません。

 これが日本の差別の当たり屋諸君だったらどうでしょう。

 セリーナ姐さんの ” thief ”  " sexism " ご発言自体を、たちどころに彼らが差別発言 or 人権蹂躙行為として認定してしまうであろうことは、先ず、間違いないものと思われます。


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 つまり、同じ差別の当たり屋さんにしても、日米の差別・人権に対する反応のきっかけには明らかな違いがあり、日本は言葉そのものに反応し、アメリカは根源的な行為そのものに反応している傾向があるやに思います。

 フェイクニュース・偏向報道に関しては、言葉尻だけを捉えて報道するいやらしさは、日米ともに同じですが、大上段から差別・人権を語るとき、アメリカは裁判になると言葉尻だけでは不利になるのが自明の理であるため、安易には差別・人権蹂躙認定に踏み切りません。

 日本はどうも言葉だけが先行し、行為そのものを議論する下地がなく、それ以前の問題として、差別だの人権蹂躙だのと差別の当たり屋諸君にただ言われただけで怯んでしまう精神的弱さが顕著です。

 もっとも、セリーナ姐さんのように、公衆の面前でかくも激高がお出来になれる方は、蓮舫姐さん・辻元姐さん・枝野たん・ヨシフくん以下多数略の立憲民主党所属議員や似非人権派の反日左翼諸君以外は、日本にはいらっしゃらないとは思うんですけどね。

 
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自らの失態である二重国籍問題を確信犯で差別と人権問題にすり替えてしまった蓮舫姐さん


 ・2017.07.13 産経新聞
  【民進・蓮舫代表会見詳報(下)】「私は多様性の象徴」「差別主義者の声には屈しない」

  http://www.sankei.com/politics/news/170713/plt1707130032-n3.html

 
Q:国籍問題への対応に関し、党所属議員の間には疑問の声がある。その声を差別主義者・排外主義者と一くくりにしているのではないか

 A:それは受け止めが完全に間違っている。差別主義者やレイシストの方たちの声には私は屈しないし、世の中一般的に絶対にあってはいけない。それと党内の声は別だ。



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